リンパマッサージに起こりやすい好転反応の症状と簡単な対処法

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リンパマッサージ後の好転反応の症状と対処法

リンパマッサージを受けた後なのに、

なんかだるい・・・

睡眠を撮っているのに眠い・・・

揉み返しのような痛さ・・・

などといったイヤーな感覚になったことはありませんか?

これは好転反応といって、筋肉のこりが解消して細胞が復活したことによる影響です。

リラックスすると同時に、だるさや眠気が出ることがあります。

この記事を読むことで、好転反応の特徴を知り、リンパマッサージの後に簡単に行える好転反応の対処ができるようになります。

また、好転反応にはある共通した特徴があるので、いくつかの特徴を知り好転反応の判別がでるようになります。

このページを読み終える頃には、下記のようなことが理解できるようになっているでしょう。

  • 好転反応が出るまでの期間と続く期間
  • あなたの症状が好転反応なのかどうか
  • 好転反応の期間にやっていいこと、悪いこと
  • あなたの症状が好転反応でなかった場合の対処法

せっかく高いお金を払ったのに、嫌な気分で終わるなんてもったいないですよね(´;ω;`)

あなたに最高のマッサージライフを送ってもらえるよう、僕もがんばります!

好転反応が現れる期間は約1〜3日

漢方を対象にした調査になりますが、好転反応が現れるまでの期間を調査した統計があります。

その統計によると施術後1日〜3日で好転反応の症状が現れ、それから1〜3日感程度好転反応と思われる症状が続いたとのことでした。

このことから好転反応は、施術後おおよそ1〜3日目に症状が出て、そこから1〜3日間その症状が続く可能性があると言えるでしょう。

※引用:統計データ

リンパマッサージ・リンパドレナージュの効果

身体の健康促進に効果がある

好転反応の前に、リンパマッサージについて簡単にご説明いたします。

リンパとは、毛細血管からにじみ出た黄色の液体のことで「リンパ液」とよばれています。

リンパ液は身体中に網の目のように張り巡らされているリンパ管の中を流れており、タンパク質や脂肪、糖質、細菌やウイルス、老廃物を運んでいます。

そしてこのリンパは、このような働きをしているため「血液のサポート役」、「血液の保険」とも言われております。

血管から染み出てきた栄養素を血管に戻したり、老廃物や異物が血管に入らないようにしたりするなど、「リンパ液」は人間が健康を保つための重要な役割を担っています。

リンパ管は髪の毛のように細い管であるため、老廃物が蓄積し流れが悪くなりやすい性質があります。

流れが悪くなってしまう要因としては、寒さや疲労、食生活の乱れなどが挙げられます。

そのように悪くなってしまったリンパの流れを解消するために有効なものが、「リンパマッサージ」や「リンパドレナージュ」です。

リンパマッサージ後に起こりやすい好転反応とは

リンパマッサージの施術後に、さまざまな不調が出ることがあります。

リンパマッサージ施術後の不調の多くは「好転反応」と呼ばれるものです。

今回は、リンパマッサージ後に起こるかもしれない好転反応の症状と7つの対処法をご紹介します。

前もって読むだけで、これから安心してリンパマッサージの施術を受けることができるようになると思います。

あわてずに好転反応の対処をしていきましょう。

好転反応とは?

治療によって体の状態が改善される過程において、一時的に体に表れる反応のことです。

リンパマッサージによって血液やリンパの流れが促され、体の状態が上向いていく際にも好転反応が出ることがあります。

「不調のもと」を多く排出するほど、「好転反応」が強く起こる傾向があります。

しかし悪いものでもありません

好転反応が起こった場合は、「症状が改善した可能性が高い」とも言われるようです。

好転反応は必ず起こるのか?出やすい人の特徴は?

100%健康体の人でない限り必ず起こります。

ただし、その反応を必ずしも感じるかと言えばそうでもないのです。

太長寿治療の場合、経験的には40~50人中1人程度です。

実際好転反応は起こっていてもそれを身体で感じない人もたくさんいると思います。

要するに、好転反応を感じやすい人と言うのは、それだけ回復力(自己治癒力)が低下しているという事なのです。

リンパマッサージ後に起こりやすい好転反応の症状

反応(症状: 水のような下痢、頻尿)

全身のリンパや血液の循環が良くなることによって老廃物や毒素の排泄機能が高まり、尿や便の量や状態に変化が現れることがあります。

過敏反応(症状:だるい、眠い、倦怠感、便秘、下痢、痛み、腫れ、発汗)

血液の浄化が始まるための反応。

リンパマッサージ後は滞っていた血液の流れがスムーズになり、細胞に栄養が行き渡りやすくなります。

栄養が行き渡った神経細胞が正常に働き出す際は、体がだるくなることがあります。

排泄反応(症状:吹き出物、湿疹、かゆみ、にきび、吹き出物、皮膚の変化、目ヤニ、尿の色の変化)

解毒作用の現れで、体内の毒素を排泄する作用が働いて起こる好転反応です。

好転反応が出た際の対処法

・水分をたくさん摂る

毒素や老廃物をスムーズに排泄するために、常温の水などを多く摂取しましょう。

食事の前にも多めの水分補給を心がけてください。

施術後すぐに食事をしてしまうと老廃物が再吸収されやすくなります。

食事の前に、まずは多めの水分補給を行ってください。

・浴槽にゆっくりつかる

浴槽にゆっくりつかり、汗をたくさん出しましょう。

目を閉じて呼吸を意識しながらすることにより、発汗作用の手助けになります。

なお、入浴の前にはしっかりと水分を補給しておきましょう。

また、体の内側から温めるのもとても重要です。

好転反応が出ている時は、あなたの体が自然なバランスを取り戻そうとしていると言われています。

そのため、施術を受けた後の好転反応の期間は体が自然なバランスを取り戻せるように、体を温めてゆっくり休むことが重要です。

水分補給も必ず行いましょう。

・日々適度に運動量を増やす

適度な運動を行うことによって体内の毒素が排出される為、運動が習慣化していない方は15分以上歩くことを目標にしましょう。

普段エレベーターを使うのを意識的に階段を使ったりするだけでも習慣化することができると思います。

リンパマッサージなどの揉み返し時の対処法

マッサージを受け手からの揉み返しをしっかり予防できる、一番確実な良い方法があります。

それは、施術者の方に力加減について遠慮せずにしっかりと伝える事

がとても重要です!

痛気持ち良い位が疲れに効くとは言われていますが、マッサージの痛みが強すぎるのも場合は無理せず伝えましょう。

良い揉み返し(好転反応)

マッサージなどの後一時的に揉み返しが起こっても、その後に体がスッキリと軽く感じたり、腰痛とか肩こりが改善されるなどの良い状態になります。

症状が改善される前に起こる一時的な痛みや不快感は、好転反応と言って2~3日で楽になります。

血行が良くなり老廃物を排出しようとする動きに由来するので、倦怠感とか眠気、頭痛、下痢など全身に影響が出たりします。

また、部分的であっても重ダルイ感じになります。

避けたほうがいいこと

好転反応は次の日は痛くても大体2〜3日位で落ち着いてきます。

揉み返しは1週間くらい重い感じが残ることが多いので過度な運動暴飲暴食は避けた方がよいです。

マッサージ後は尿が沢山出ても大丈夫

普段下半身を動かせていない方は、リンパの流れに沿った優しい刺激のリンパマッサージなどをするとさらによく流れます。

すると老廃物が尿として体外に排出されやすくなるため利尿作用が高まるため、トイレに行きたくてたまらなくなる方も多いと思います。

利尿作用の反応が早い方は、施術中や施術直後にトイレに行きたくなります。

運動不足・疲労が溜まっている方、持病があったり高齢の方など、リンパの流れの遅い方は、
トイレに行きたい状態が翌日ないし翌々日も続く場合もあります。

しかし、何度もトイレに行きたくなってもご心配なく、マッサージの効果により老廃物が出ている証です!

老廃物が尿と共に体外に出しやすいよう、カフェインや糖分を含まないミネラルウォーターや白湯、体を温めるハーブティーやヒートスムージーなどをお召し上がるとさらに効果的と言われています。

医療機関で診察を受ける目安は?

好転反応が3日以上状態が続いた時

個人差もあると思いますが、施術後3日程度で状態が改善しないのであれば、一度医療機関にて診断してもらったほうがよろしいでしょう。

まずは施術を受けたサロンにも問い合わせをし、好転反応の状態をサロンのスタッフに具体的に説明をして、対処法を聞くのもいいと思います。

ここがサロンの判断材料にもなるでしょう。

好転反応の出かたは個人差が激しいので素人判断は禁物です。

自分の身体は自分で守りましょう。

施術してもらう場合の注意点

リンパマッサージには禁忌事項があり、こちらがマッサージを受けたくても、サロン側からお断りされることがあります。

持病がある方は必ずかかりつけの医師に相談してからお店にも予約時に事前に確認を入れておくようにしましょう。

また、特に持病がない方であっても、体調の調子が悪いと感じる場合は避けましょう。

お酒を飲んで施術を受けることは厳禁です!

リンパマッサージを行うことで血行が良くなり、アルコールが普段よりも体に回りやすくなるからです。

マッサージ後の飲酒も避けたほうがいいでしょう。

リンパマッサージには禁忌事項

  • 心臓疾患
  • 感染症
  • 悪性疾患(ガン、悪性腫瘍など)
  • 腎臓疾患
  • ぜんそく
  • 低血圧
  • 骨を固定する等の理由で身体に金属を入れている人
  • 皮膚の炎症
  • 妊娠初期

このように禁忌事項を見ると結構制約が多いと感じるかもしれません。

「リンパマッサージ」はあまり無理をせず体調の優れている時に施術を受けるのが、おすすめです。

まとめ

リンパマッサージ後の好転反応は、体の状態が改善されるまでの大事なプロセスです。

ネガティブにとらえずに、好転反応は回復の兆しであるとポジティブに考え、適切な対処方法をおこないましょう☆